心の残る言葉たち

何気なく加藤先生の話を聞いた。

そこに心に残る言葉があった。

「失敗した自分は一つの事実に過ぎない。

けれど、失敗した自分を人がどう思っているか

考えるところから悲劇が始まる。」と。

なんだか自分の心に迫った。

自分はいつも人の評価を気にしている。

そんな自分が時々嫌になる。

けれど、もし、人と比べなければ

人生はどんなにたやすく生きられるだろうか。

人と比べないということは

人の評価を気にしないということだ。

失敗は自分だけの出来事であり

それを人は一瞬の出来事として

ほんの少し記憶するだけかもしれない。

本当は皆、自分のことに忙しいのだ。

そんな気がして

この言葉を深く自分の心に刻み込んだ。

失敗は誰にでもあり

そこから抜け出す術は

そのことを糧にしてポジティブに前に進むこと。

失敗こそ自分を高める事実あったこととして

受け止められる人間になりたいと思う。