ガイドヘルパーとして

五感の中で1番大変な障がいは

目が不自由なことではないかと思っていた

だから何かお役に立ちたいと

ガイドヘルパーの資格を取った

ビックリしたのは 

この資格を取る人数の多さだ

私の市では1年に2度

資格取得のための研修があるが

いずれも50人ほどが受けている

つまり毎年 約100人ほどの

ガイドヘルパーが誕生していることになる

それはそれで喜ばしいことだと

私は思っているけれど

仕事としてもガイドヘルパーの需要は

なかなか狭き門で殆どない

それでも何度か人様のお役に立ったことがある

ある雨の日

方向がわからなくなった女性が

道で困っているのに出会ったことがある

「すみません。私はガイドヘルパーの資格を

持っている者ですが、もしよければお手伝い

しましょうか?」と聞いたら

「あぁ、よかった。道に迷ったんです。〇〇まで

連れて行ってもらえますか?」と言われた

目的地までついた時

ガイドヘルパーの資格のある方だから

安心でした」と言われた

何気に ほんの少しお役に立って

良かったなぁと思った

今でも目の不自由な方を見ると

つい心配でついて行ってしまう

子は私を「ストーカーしないでよ」と言う

全くだ(笑)

人のお役に立てる人生でありたいとおも